平素より岐阜市医師会臨床検査センターをご利用いただき誠にありがとうございます。
当センターは岐阜市医師会会員の診療支援と地域住民の健康増進を図ることを目的に、医師会立検査センターとして昭和39年(1964)に設立され、平成26年(2014)5月に端詰町から青柳町の岐阜市医師会館敷地内に新築移転いたしました。
診療報酬改訂ごとの検査点数の引き下げや民間検査センターとの競合など当センターを取巻く環境は常に厳しいものがあり、他県の医師会立検査センターでは廃止や民間への業務委託の途をたどった施設も少なくありません。そんな中で当センターは経営努力を続け、ルチン検査のみならず特定健診等検査及びそれらの代行入力を受託できる施設となっております。また、岐阜市近隣の羽島市、各務原市、瑞穂市、揖斐郡、羽島郡、山県市、本巣市の学童検診や子宮がん検診を受託するなど広域で活動しております。
新型コロナ感染症の流行時に立ち上げたPCR検査対応の第2検査室は、一旦その役目を終えましたが、次なる新興感染症発生時に備えていつでも対応可能な状態を維持しております。
精度管理の面では日本医師会、岐阜県医師会、日本臨床衛生検査技師会、岐阜県臨床検査技師会が主催する年4回の精度管理テストに参加し毎回、高成績を収めております。さらに第3者機関である医療関連サービス振興会による審査を受け、医療関連サービスマーク認定機関にもなっております(医師会検査センターでこの医療関連サービスマークを認定されたのは全国で3施設のみです)。
今後も精度管理、技術の研鑽、知識の修得に努めるとともにきめ細かいサービスを利用者様に提供できる検査センターを目指してまいりますので、会員の皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。