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学校案内

模擬病棟

1年生は臨地実習へ向かう前に、モデル岐阜准太郎を使用し
模擬病棟演習を行い、いままでの学習を通して
看護場面に適応する能力を養うことが目的です。

目標

  • 1.対象にあった援助方法が考えられ、適切な援助の提供が助言を受けてできる。
  • 2.実践した援助を記録に記入でき、振り返りの大切さがわかる。
  • 3.看護学生としての自覚を持ち、倫理観にもとづいて行動できる能力を養う。
  • 4.看護に対する意識と行動の重要性を他者と共有できる。

模擬病棟演習例

モデル患者
岐阜准太郎さん

岐阜准太郎さん68歳。妻と2人暮らしである。2男1女に恵まれ、長男は結婚し近所に住み、准太郎の電気屋と電気工事請負の仕事を一緒に行っている。
子ども全員が独立して長男にも娘が誕生し、趣味の旅行と家庭菜園を妻と楽しみ、2合ほどの晩酌を好物のイカの塩辛と共に一杯やるのが准太郎の毎晩の習慣である。10年前から脂質異常症、1年前から高血圧の薬を近所の内科でもらっていることもあり、妻から好物の塩辛を控えるように言われても、聞き入れることはなかった。
季節は冬。朝から氷点下0度と冷え込みが強い日だった。准太郎はトイレに行くときに倒れた。家族に付き添われ病院へ行くと・・・
  • 1 看護師長と深夜ナースの
    朝の申し送り
  • 2 向かう前に機器や物品を確認
  • 3 患者のもとへ
  • 4 バイタルサイン測定 血圧、体温、呼吸、脈拍など状態の観察
  • 5 環境整備 ベッド周辺の環境を整え、
    患者の生活の場を整える
  • 6 その日の援助 手浴・足浴・全身清拭など
  • 7 指導者役の教員への報告
  • 8 教室で反省会 患者役の先輩・教員からの
    コメントをもらう。
    援助を振り返り、経過記録を記入