一般社団法人 岐阜市医師会看護学校

岐阜市医師会看護学校は、准看護師の免許を取得(見込み)している方が、看護師の免許を取得するために看護を学ぶ学校です。
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イベント・行事

平成28年度40期生卒業式

卒業式を終えて 
 日ごと暖かさが増して春めいてまいりました、3月1日に40期生39名の卒業生を送り出すことができました。これも、講師各位の皆様、臨地実習病院関係各位の皆様のご尽力のおかげと感じています。この40期生は、移管後2年間、岐阜市医師会看護学校の学生として、在校生の道先案内人となり、全校集会などで、「主体的に学ぶ」ことや「看護とは何か」を自身の体験を通して語り、在校生に「感じる心」の灯火を宿してくれました。
 在校生は、卒業生が、残してくれた心情を絶やすことなく後輩に伝えていくことを送辞の中で述べていました。少しずつ、本校の教育理念が浸透していくことに嬉しさを隠せません。
2年間で成長し頼もしくなった卒業生が、後輩にまた良い影響をあたえ、新天地に看護師として活躍してくれることを信じています。また、看護の専門職として地域に貢献できる輪が広がることを、私たち教員は願っています。

教務主任 齋藤 美奈子

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  • 看護学校担当理事 梅田 哲正
  • 卒業証書授与
  • 卒業証書授与
  • 卒業証書授与
  • 岐阜県知事賞 坂井田 友子
  • 岐阜市長賞 所 由美
  • 岐阜県医師会長賞 横山 由樹
  • 学校長賞 田中 辰弥
  • 奨励賞  清水 里恵
  • 奨励賞 濱田 雅恵
  • 学校長告辞 広瀬 洋
  • 来賓祝辞
  • 来賓祝辞
  • 来賓祝辞
  • 来賓祝辞
  • 来賓祝辞
  •  送辞 市橋 千里
  • 答辞 坂井田 友子
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  • 閉式の言葉 副学校長 林 力
平成28年度40期生卒業式
答辞
平成28年度40期生卒業式
 吹き渡る風に春の暖かさが感じられ、優しい光が差し込み始めた今日の良き日に、私達は卒業の時を迎えることができ、大変嬉しく思います。
 本日は、広瀬校長はじめ、多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、このような心のこもった式典を挙行して頂き誠に有難うございます。また、先程は数々のご祝辞と激励のお言葉、在校生からは心温まる送辞をいただき、卒業生一同心より御礼申し上げます。
 今日を迎えるにあたり、卒業生それぞれが決して自分一人の力では、ここまで辿りつけなかったということを深く実感しております。
 思い返せば、私達は入学した春、これから始まる学校生活への期待と不安に胸を膨らませ年齢、出身地、生活環境も異なる者同士がスタートラインに立ちました。学業と仕事、家事・育児との両立をしながら、目標に向かって互いに切磋琢磨しながら歩んで参りました。時に、壁にぶつかり、不安に押し潰されそうで涙を流し、挫折しそうな時もありました。そんな時、私達はさりげなく声を掛け合い、互いに励まし支え合う強い絆と、ここぞというときの団結力がありました。だからこそ、目標を見失うことなく、共に歩んで来られたのだと確信します。そして、素晴らしい仲間に出会えたことを誇りに思うのです。これまでの3年間は、長いようで、瞬く間に過ぎたように感じます。その中でも三年生の臨地実習での学びは、私達一人一人、自己を見つめなおし、仲間同士支え合い互いに大きく成長することができました。
 臨地実習に向け事前に学校では、ナイチンゲールの三重の関心について学びました。第一の関心は“知的な関心”第二の関心は“心のこもった関心”第三の関心は“実践、技術的な関心”です。これら三重の関心を患者さんにバランスよく注ぐことで『患者さんの生命力の消耗を最小限に、その人らしさ、持てる力を引き出す』看護の基本を学びました。そして実習前に、先生方から「一生懸命患者さんに向き合えば必ず思いは届きますよ、生き生きと自分らしく実習してください」とエールを頂き送り出して下さいました。それでも、新たなメンバーと最後まで実習を成し遂げられるのだろうか、患者さんに寄り添えられるのだろうか、不安は尽きませんでした。しかし実習が始まるとグループメンバーと情報共有し、患者さんにどうなって欲しいのか、そのためにはどうするのが良いのか、意見を交わす日々が続きました。時には、患者さんの辛い想いに気付けられず、心を閉ざされたまま幾日も過ぎ、逃げだしたくなりそうな時、患者さんの苦痛や不安を取り除けられない無力さに涙した日もありました。そんな時、仲間の支え、先生方からの熱意ある指導が、私達を奮い立たせ、転んでは立ち上がり前を向いて歩む原動力となりました。そして、何よりも患者さんから「ありがとうね」と、手を握って御礼の言葉をいただいた時、朝一番で訪室した時、「あなたのこと今日も待っていたよ」と笑顔で迎えて下さった時、先生からら送り出していただいた言葉の重みに気付きました。誰もが、不安と緊張で常に張り詰めている心に、一筋の光が差し込み、更なる自信となって喜びに包まれた瞬間に出会いました。看護師として人の命に携わっていくことへの責任の重さ、役割を強く心に感じ、この思いを忘れず日々、自己研鑚して参ります。
 在校生のみなさん、時が流れるのはとても早いものです。その一瞬一瞬の時間は決して、自分一人ではないのです。常に多くの人に支えられていることを忘れないで下さい。学べるということを当たり前と思わないで下さい。学べるという環境に感謝して下さい。辛い時、近くに居る人を傷付けないで下さい、だって、あなたが苦しい時、あなたと同じ位、その人も苦しいのです、あなたが涙すれば、同じように悲しいのです。あなたを取り巻く全ての人は、あなたが笑顔なら同じように幸せになれるのです。それは、患者さんと看護師、先生と学生と同じなのでしょう。看護という仕事は常に人と人との繋がりです、また、繋がりが大きければ大きいほど人として成長できる素晴らしい職業だと思います。
 私たちは、晴れて卒業の日を迎えましたが、この日を迎えることができたのは、私たちのことを支え続け、見守り続けて下さった多くの方々がみえ、感謝の思いでいっぱいです。疾患を抱えながらも不慣れな学生を快く受け入れて下さった患者様と家族、病院師長をはじめ、多忙にもかかわらず、未熟な学生に親切、丁寧に指導くださった指導者、病院スタッフの皆様。そして、いつも優しく導いて下さった先生方、時には厳しい言葉の奥にある優しさに気付けられず、助言を素直に聞き入れられないこともありました。でも、ようやくその優しさと、一人一人学生の個性に合わせた指導をされてみえたことに感謝いたしております。クラスの皆さん、ありがとう。そして、なにより一番近くで支えてくれた、家族には言葉では言い尽くせないほどの感謝があります。
 4月、桜の咲くころ、私たちはそれぞれの新しい道を歩み始めます。本校での学びを活かし、今後も自己研鑚してまいります。
 最後になりましたが、岐阜市医師会看護学校の今後のご発展と、校長先生はじめ、理事、諸先生方、ならびに在校生の皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りし、お別れの言葉とさせていただきます。

平成29年3月1日
40期生代表 坂井田 友子

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